プラスアートのコラムについて
プラスアートのコラムでは、アートをもっと身近に感じてもらえるような記事をお届けしています。季節ごとにおすすめの作家を紹介したり、アート初心者の方にもわかりやすく解説したりと、アートの魅力を多角的に発信。日常の中に自然とアートが寄り添うような、そんなヒントを見つけていただけるような内容を目指しています。ぜひ、アートの世界を気軽に楽しんでください。
目次
はじめに
アート作品を飾っておしゃれな部屋に!
おしゃれな部屋づくりのために、イスやテーブル、照明などにこだわったのはいいけど、どこか寂しさを感じることはありませんか?
そんな時はインテリアとしてアート作品を取り入れてみてはいかがでしょうか?
空間のアクセントとしてはもちろん、自分らしさを表現でき、お部屋をより素敵に見せることができます!
しかし、いざおしゃれな絵画やアートを飾ろう!と思っても、何を基準に選んでいいか難しいですよね。
今回はインテリアにあったアート作品の選び方や、飾り方のコツなどを解説していきます!

失敗しない!アート作品を選ぶための3つのポイント
アート作品を選ぶとき、どんな基準で選べばいいのか迷ってしまうことはありませんか?
実は、「飾る場所」「サイズ」「インテリアとの調和」を意識するだけで、グッとおしゃれな空間を作ることができます!
フォーカルポイントを意識しよう!部屋の印象が変わる!
まずはお部屋を見渡して、どこに絵画を飾るか考えましょう。
インテリアデザインでは、空間にメリハリをつけるために「フォーカルポイント」を設定すると部屋全体のバランスが整い、おしゃれな空間を作りやすくなります!
フォーカルポイントとは自然と視線を惹きつける家具や照明などのことを指します。
アートを飾る際はフォーカルポイントとして活用するのがおすすめです!

飾り方&サイズの選び方でバランスを整えよう!
一般的には、一点だけを飾る「一点集中型」か、複数飾る「ギャラリー型」のどちらにするか初めに考えるとインテリアの完成形が想像しやすいです!
「一点集中型」で大きな作品
部屋の雰囲気が一気に決まります!
壁面が縦長なら縦長、横長なら横長を飾るとバランスが良く統一感が生まれます。

「一点集中型」で小さめな作品
お部屋に馴染ませることもアクセントとして飾ることもできます!色彩やフレームの存在感などに注目して作品を選ぶと、インテリアとして取り入れやすいと思います!

「ギャラリー型」
複数枚の作品をひとまとめに配置するスタイルです。
小さめな作品を並べて飾るとおしゃれな空間を演出することができます!

インテリアとの調和を考えよう!
飾りたい場所やサイズのイメージが浮かんだら、どんな雰囲気の絵が合うか考えることもポイントです。この時、すでにあるインテリアとの調和も大切になってきます!
部屋の雰囲気に合わせて好きな色合いや気に入ったモチーフの作品を取り入れてみましょう!

絵画を美しく飾るコツとは?
せっかく素敵なアートを飾るなら、よりおしゃれに見える配置を意識したいですよね。
実は、絵画の飾り方には「美しく見える法則」があるんです!
それは目線の高さを基準にすること!
アートを飾るときは、絵の中心が目線の高さ(約140〜150cm)にくるように配置すると、
バランスがよく見えます。
これは美術館やギャラリーでも取り入れられている方法で、自然に視線が集まりやすくなるため、インテリアにもなじみやすいのが特徴です。

部屋に飾るときはギャラリーとは違った見方ができるので普段の生活に合わせて目線の位置を意識するとバランスをとりやすいです!
ソファの上に飾る場合 → 座ったときの目線の高さ(約100〜120cm)を意識する!
ベッドやデスク周りに飾る場合 → 使うときの視線の位置に合わせる!
立体作品もインテリアの一部に!
アート作品と聞くと「絵画」をイメージしがちですが、彫刻やアートオブジェといった立体作品も、空間を彩る重要なインテリアのひとつです。
立体作品を取り入れることで、奥行きや質感、個性をプラスでき、より洗練された空間を演出できます!

「大きな彫刻やオブジェを置くのは難しい…」という場合は、まずは小さなオブジェや手軽に飾れるアイテムから始めるのもおすすめです。小さめの絵画と合わせて飾るのもおしゃれです!
まとめ
アート作品をインテリアに取り入れることで、空間に個性や魅力をプラスできます!
飾る場所やサイズ、インテリアとの調和を考えながら選ぶことで、おしゃれで心地よい空間を演出できます。
ぜひ、自分らしいアートを取り入れて、素敵な部屋づくりを楽しんでください!
あなたの空間に、アートをプラスしてみませんか?
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執筆者はこの人!

夏寧
アートやインテリア、音楽が好き。
美術大学でメディアアートを学び、プラスアートギャラリーでの勤務や作品制作を経験。好きなものを楽しむ視点で、アートのある暮らしを提案します!