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抽象画って何を描いてるの? わからなくても楽しめる鑑賞のコツ

2025.4.18

アート解説・知識
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プラスアートのコラムについて

プラスアートのコラムでは、アートをもっと身近に感じてもらえるような記事をお届けしています。季節ごとにおすすめの作家を紹介したり、アート初心者の方にもわかりやすく解説したりと、アートの魅力を多角的に発信。日常の中に自然とアートが寄り添うような、そんなヒントを見つけていただけるような内容を目指しています。ぜひ、アートの世界を気軽に楽しんでください。

目次

  1. はじめに
  2. 具体的な形がないアートって何?
  3. 「わからない」って思ってOK!
  4. 抽象画を楽しむための3つのポイント
  5. おすすめの鑑賞方法
  6. まとめ

はじめに

この絵、何が描かれているの?」 抽象画を見たとき、そう思ったことはありませんか?
風景や人物がはっきり描かれていないため、意味がわからず戸惑うこともあるかもしれません。

でも実は、抽象画には「正解」がありません。自由な発想で楽しめるのが魅力なのです。
本記事では、「抽象画ってよくわからない」と感じる人でも気軽に楽しめる方法を紹介します!

具体的な形がないアートって何?

そもそも抽象画とは、現実の風景や人物をそのまま描くのではなく、色や形、線を使って表現するアートです!
目に見えるものを忠実に描くのではなく、感情や概念、雰囲気を表現することが多いため、解釈が見る人によって異なります。
抽象画の歴史や詳しい解説はこちら!→抽象画とは?その魅力について解説

「わからない」って思ってOK!

抽象画は「正解がない」のが魅力

具体的なものを描いた絵と違い、抽象画には「これが正解」という答えがありません。
同じ作品を見ても、感じ方は人それぞれです。
むしろ、自分なりの感じ方ができるのが抽象画の面白さなんです!

感じ方は人それぞれでいい!

「これは何を描いているんだろう?」と考えるより、「この色合い、落ち着くな」
「この形、面白い!」と、自分の感覚を大切にしてみましょう。

抽象画を楽しむための3つのポイント

色や形のバランスを楽しむ

「この色合い、元気になる!」「この形、面白い!」と感じることが大切です!
意味を探そうとせず、まずは色や形の持つ雰囲気を楽しんでみましょう。

直感で「好き・嫌い」を考えてみる

抽象画の魅力は、感覚で楽しむこと!
「言葉にできないけど、なんか良い!」という直感を大事にしてみましょう。

自分なりのイメージを膨らませる

もし一緒に見ている人がいたら、「この絵、どう感じる?」と聞いてみるのもおすすめです!
全く違う解釈が返ってくることもあり、「そんなふうに見えるんだ!」と新しい発見が生まれます!
参考記事はこちら▶対話型鑑賞とは? 初心者でも楽しめるアートの新しい見方

おすすめの鑑賞方法

近くでじっくり見る vs. 離れて全体を眺める

抽象画は、近くで見ると筆のタッチや色の重なりを楽しめます!
一方、離れて見ると全体のバランスや構成の面白さが際立つことも。
いろいろな距離で観察してみましょう。

音楽を聴きながら鑑賞するのもアリ

好きな音楽を流しながら鑑賞すると、作品の雰囲気が変わって見えることもあります。
例えば、穏やかな曲と激しい曲で、同じ作品が違った印象に感じることも!

まとめ

抽象画は、「わからないからこそ面白い」アートです。正解を求めるのではなく、自分の感覚を大切にしながら自由に楽しんでみましょう。きっと、新しいアートの魅力に気づけるはずです!


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執筆者はこの人!

夏寧

アートやインテリア、音楽が好き。
美術大学でメディアアートを学び、プラスアートギャラリーでの勤務や作品制作を経験。好きなものを楽しむ視点で、アートのある暮らしを提案します!

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