neuronoa

神奈川県三浦郡葉山町出身。東京都在住。

 

音楽、デザイン、映像などを制作するクリエイターとしてキャリアをスタート。

近年は絵画や写真での表現を中心とした活動を行なっています。

 

私が大切にしていることは、日々の暮らしの中で感じる「豊かな瞬間」です。

また、皆さまが私の作品に触れた時に、そう感じてもらえたら嬉しく思っています。

そして、そんな「豊かな瞬間」が少しづつ広まって、世界中に大きな幸せを生み出す「価値」になる。

ほんの少しでもその「価値」になれる事を願って制作しています。

[ 過去の活動や実績 ]  

展示

– 2019年 ルーマニアでのグループ展

– 2019年マイアミでのファッションショー

Works

[ MESSAGE ]  

私はアートや音楽といったアーティスト活動と並行してデザインの仕事もしています。それらを並行して行う中で同じ気づきがありました。アートやデザインを始めた頃は、いわゆる「色」や「形」にばかり興味がありました。ただ、色々な模索の中で「想い」や「感情」を含めた「体験」が1番大事なんだという考えに至りました。「体験」を形にする創作について、まだまだ答えを探し続けていますが、人間の感情の動きや、どうして感動するのか?、といった事には常に興味がありますし、創作の題材になっていると思います。

 

現在は2種類のテーマを作品にしています。

ひとつは「美しい躍動」をテーマにした抽象絵画です。

自分の記憶にある景色から配色され、引き延ばされた絵の具が見せる様々な偶発的なテクスチュアが重層的な空間を形成し,込められた造形意志が色彩やテクスチュアで表現された小さな自然界をキャンバスに産み出し,表情豊かな無限が表出される。

大きな世界の中の小さな自然界。小さな自然界の中の大きな世界。

フラクタルのように、どの視点でも自然界の美しい躍動を感じて頂けたらと思います。

 

もうひとつは写真表現です。

写真は現実の記録だと思いますが、記録されたイメージよりも絵の具の物質性を強調することで、抽象と具象が逆転した見え方になることに興味を持っています。塗りの過程の感情を表現し結晶化した時間の痕跡、そういった現象を写真と組み合わせることで、現実を記録した写真より現象を記録した写真としての作品を提示したいと考えています。

 

私の作品に込められている「フラクタルのような小さな自然界の中の大きな世界の構造」は、マクロとミクロをどのあたりで切り口を決めるかによって表現方法が定まると思っています。また、見る人々にとっても、完成品を「ただ見る」のではなく、見る人々が作品の印象や好きな要素を決める、そんな特異さを感じられるかと思います。そして、それを決めるのはやはり感情だと思います。作品を構築されるのも感情ですし、創作する上で感情との関係性は非常に重要だと思っています。感情を然るべきポイントでイメージを定めて俯瞰して眺める。そして作品に手が入る、そんな進め方をしています。

 

「フラクタルのような小さな自然界の中の大きな世界の構造」については、「Eames」の「Powers of Ten(1977)」という映像にとても影響を受けています。一台のカメラが、宇宙の果てから、銀河系に向かい、地球に向かい、人間の細胞の中まで入っていく映像です。ひとつの視点では見えなかった様々な世界に我々は生きていること気付かされた瞬間でした。

私の作品は、人間独自の自然観や、空間を知覚するという感覚において、室内という閉ざされた中に展示されることによって、人の文化の根源を見つめたいという趣旨もあります。私の作品は、写真で見る色彩以上に、実際は光を受けて彫刻のような質感を感じられます。それらが見る人の「想い」や「感情」と一体化することで、人の文化の必要な本質を見出せるのではないかと思っています。実際、作品が室内に展示された時には、文化や日常から解放されたその場所、その空間、すべてがアートだと感じて頂けると思います。

 

私の作品「untitled」シリーズは、キャンバスに何色ものアクリル絵の具の塊が色彩を生み出して、美しい波動を連想させるような閃きが広がっています。また時には、窓から差し込む太陽の光によって質感が顔を出して色彩の彫刻が表現されます。また、曇りの日や雨の日、四季によっても違う世界を感じられると思います。ただ、こうした事は創作しながら考えて偶発的に生まれることも多いです。

 

偶発的なものやハプニングは、いち個人の想像を超越したものを運んできてくれます。逆に、計画して出来る作品には限界があると思います。そういった意味でも私が創作する場合は、デスクからほとんど何も生まれないかもしれません。私の創作は「色」や「形」のバリエーションを作ることではないからです。

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