【実績紹介】マツモトキヨシ渋谷旗艦店「SHIBUYA DOGENZAKA FLAG」の階段スペースのアートキュレーションを担当
2023.9.16
▽「SHIBUYA DOGENZAKA FLAG」に関するプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000069.000031551.html
SHIBUYA DOGENZAKA FLAGについて
最新のトレンドファッション・カルチャーを発信し続けるエネルギッシュな渋谷、エリアの中心地にある店舗「渋谷Part1・Part2」店を順次リニューアルします。先駆けて「渋谷Part2」店を「SHIBUYA DOGENZAKA FLAG」として先行リニューアルオープンいたします。
アートキュレーション内容
EVホール
新店舗のEVホールには、今注目の4名の作家が登場。
1Fから4Fに上がるにつれて具体的な作品から抽象度の高い作品へとなっていきます。
ノイズの多い渋谷や私たちの生活の中で、目と耳を澄まして作品を鑑賞し、正解ではなく自分が感じた感覚を大事にするアートの楽しみ方に触れていただけましたら幸いです。
[1F] Yeka Haski
Yeka haskiは、東京のビジュアルアーティストで、鮮やかな色と歪んだ曲線が特徴。主人公のMichiは優しく、Melty Land というファンタジー世界を舞台に物語が展開。国際イベントや企業とのコラボも多数。アートで人々にインスピレーションを与え、世界をより良くすることが目標。展示では色とキャラクターへの情熱を共有し、観客を直観的なアート体験へと誘う。
Yeka Haskiは東京在住のビジュアルアーティストです。
彼女のアートの主なメッセージは、夢を見ることを決してやめないことです。
Yekaのスタイルは、明るい色とすっきりとしたライン、そして歪んだ形の組み合わせです。 彼女の芸術世界の中心には、ミチという謎めいた黒いウサギがいます。彼は Yekaの作品の主人公であり、メルティーランドと呼ばれる空想の世界へ案内してくれます。 メルティーランドは、Yekaの記憶や感情、経験が融合し、イメージのるつぼを作り出す超現実的な夢の国です。
その溶けたイメージは、常に活動的で変化し続けるファンタジーの流れを表現しています。
Yekaのアートはさまざまな国で展示され、これまでフジテレビ、Adobe、JUNKO KOSHINO、TSUTAYA六本木、Google、Reebok などのブランドとアートコラボレーションを行いました。
[2F] 中津川翔太
学生時代に伝統工芸に魅せられ工芸の道に進み、漆芸を学ぶ。漆芸を学びながら、日本画を独学で勉強し、日本古来の図案とグラフィティのイメージを取り込んだ作品を発表している。
シルクスクリーン技法を取り入れ、世界に通用する作品を世に排出している。
伝統工芸が失われつつある日本の文化を、現代的なアートを取り入れることで今の時代にあった作品作りをしている。
[3F] ナカミツキ
現代アーティストナカミツキは10代前半の半身麻痺での入院生活をきっかけに”音楽” をモチーフとし、身体性と対話をテーマに既存のルールにとらわれない多様な価値観を持ち、デジタルネイティブとして育った日常的ツール「iPhone」で制作を行っています。制作工程は、アートをデータ化することでどこにでも出現することができますが、一度作品化された画像は、「iPhone」のデータから即座に削除されるといった、この現代的なスピード感はこれまでにない新しいアートの形を生み出しています。ナカは自身の感情を一瞬に集中し直感的に描き切りますが、物質的に作品化する事で価値観を鑑賞者と共有しながら対話を形成しています。音楽から表現された瞬間的な彩度と空気感、滑らかかつ力強い線が見るものに衝動を与えます。
[4F] サッカラーニ愛
1987年・東京都出身
イギリス・インド・沖縄のミックスであり、インターナショナルスクールと日本の公立学校で教育を受けるなど、絶えず変化する環境の中で育つ。油絵をやっていた父の影響で、幼少の頃から絵画に親しむ。
感覚的思考で描くことで、事情や構造の違う存在(絵具や支持体等)とうまく影響し合いながら、自然発生する個性を作品に落とし込む。
「木や石、星や海などの自然は、まず存在があり、その後にそれを見た人たちが意味を見出していきます(関係性や位置づけ、価値/評価の付与)。作品も同じで、私が直接的に意味を持たせることはありません。鑑賞する際には、自由にあなたらしく作品を感じてみてください。」
デジタルサイネージ
新店舗の階段にはサイネージにアート作品を投影し、アートギャラリーを表現しています。階段を上がるにつれて変わりゆく作品をぜひお楽しみください。
[1F – M2F ] ナカムラトヲル
宮城県仙台市生まれ。
30歳から独学で絵を描き始める。
東京を中心に活動しアパレルとのコラボや企業へのグラフィック提供も行っている。
自身の作風のベースである抽象性とカラフルなポップ性の要素を画面上でMIXしストリート感や馴染みのあるカートゥーンなどのアイコン要素を引用し、ただポップなだけじゃないグラフィカルなスタイルで作品を制作している。
[M2F – 2F ] HOKI
1997年生まれ。富山県出身。地元である富山での活動を経て2年前に東京に拠点を移す。彼の代表的キャラクターである「ツノダ」 は、「角」 が生えているにもかかわらず、どこか 親近感を抱かせる趣を持つ。
作家は、人の持つ様々な「強さ」の形を考え、その強さの中に転がるネガティブな思考をキャラクターに投影させているという。キャンバスは濁色系の ゆっくりとしたリズム感で配色されている。そこには、気だるげな日常と、小さな出会いたちに、一つずつ名前をつけていくような、あどけなさもあるように見える。
[2F – M3F] Narcolepsy1999
1999年生まれ、横浜市在住のアーティスト。
日本独自の絵画表現として世界に影響を与えた浮世絵の流れを汲む美人画を、2000年以降の流行や価値観を主成分として表現している。
一方で色彩に関しては、1800年代中頃〜1900年代初頭の頃に描かれた印象派の作品からの影響を受けた作品が多い。
制作手法としては、一度デジタルでほぼ完成形までを描き上げ、それを元にアクリル絵具、アクリルガッシュ、アクリルマーカー、メディウム等を使用しながらキャンバスに描き写していく手法を採用している。
2022年頃から積極的に展覧会に作品を出品しており、2023年にはボストン、上海、台湾などの展覧会にも参加している。
[M3F – 3F] SOMETA
2020年から独学でデジタル画を描き始める。
作品をSNSを中心に発信を行い、2022年よりアーティストとして活動を開始。
SNSで表現しているうちに自身が感じる”Needy”な部分を作品のコンセプトとしている。
このSNSの時代に皆が感じるNeedyなポートレートを作品を通じて表現する。
[3F – M4F] 廣瀬祥子
2018年東京藝術大学 美術学部 絵画科油画専攻卒業。 ゲーム会社のデザイナーを経てアートとイラストの2つの領域で活動をする作家。洞窟の壁画から始まった絵画は、時代の変遷とともに支持体や表現手法などを変え続けている。
「デジタルなもの・物質を伴い存在するものとの境界が曖昧になっている現代だからこそできる絵画へのアプローチ」をコンセプトに、デジタルで作成したデータを印刷し、その上に描画材を用いて手を加える手法やその他様々な印刷技法をを用いた絵画作品を制作している。「ひろせ」名義でイラストレーターとしても活動しており、国内外のゲームやライトノベル、「初音ミク」等の人気作品のイラストも手掛けている。
[M4F – 4F] 中森かりん
1993年生まれ。東京都渋谷区出身。
漫画、アニメからの影響を受けたタッチとキャッチーな色合いを特徴とするイラストレーター、アーティスト。
音楽シーンや、タレント、映画の公式グッズ等、幅広く手掛けている。
小学生の頃より独学でデジタルイラストを描き始め、フリーランスイラストレーターとしてのキャリアを積む。
「デジタルとアナログの価値」について表現した「Naachinシリーズ」を制作している。
店舗概要
店舗名 | 薬マツモトキヨシ SHIBUYA DOGENZAKA FLAG(1350号店) |
所在地 | 東京都渋谷区宇田川町23-4 |
売場面積 | 約264㎡(1F~3Fフロア) |
取扱商品 | ヘルス&ビューティーを中心とした医薬品、化粧品、健康食品、日用雑貨、PB「matsukiyo」、免税取扱い |
営業時間 | 10:00~22:30 |
定休日 | なし |
開店日 | 2023年9月29日(金) |
店長名 | 香川 大輔 |
会社概要
株式会社マツキヨココカラ&カンパニー
「未来の常識を創り出し、人々の生活を変えていく」をグループ理念に掲げ、全国に3,400店舗超のドラッグストア・調剤薬局を展開する株式会社マツキヨココカラ&カンパニー(本社:東京都文京区、代表取締役社長:松本清雄)は、訪れるたびに驚きや喜びがあり、「次はどんなことに出会えるだろう!」とワクワクした気分になっていただきたいという想いを表した「Find your “!” wow」をグループスローガンとして掲げ、美と健康の分野において新しい技術やアイディアを積極的に取り入れ、人々の毎日の生活がもっと楽しさに満ちたものになることを目指しています。